5.工事中の接し方は?
信用できる会社でも、まかせっきりは良くありません。
なぜなら、家づくりは、人間がやることです。
故意に欠陥住宅をつくろうとしなくても間違え、勘違い、見て見ぬふりによるミスはあるでしょう。
それを防ぐためにはどうしたらよいのでしょうか?
あなた自身が現場に出向くことです。
施主さんが現場に顔を見せることで、現場の職人さんの気持ちも引き締まることでしょう。
けれど度が過ぎてはいけません。
現場監督さながらに、気づいたことを職人さんに直接言う施主さんもいらっしゃいますが、それはやめたほうがいいです。
ただし現場を見て、気づいたこと不安なことは、必ずすぐに担当者に伝え対応してもらってください。
そして、あくまでも、現場監督を通して職人さんには指示を出すようにしてください。
あなたが直接現場で指示を出すことはしてはいけません。
現場での責任の所在がどこにあるかわからなくなってしまうからです。
また、現場に入るときは、挨拶をして、作業している職人さんに声をかけてから入るようにしてください。
ちょっとした気遣いをしてあげると喜ばれるでしょう。
気持ちが伝わると職人さんも、良くしてあげようという心を持って仕事ができます。
職人さんも人間ですから、施主さんによくしてもらえれば、自分の仕事で返そうとするのです。
逆に挨拶もせずに、現場に入ってきて写真を撮るだけで帰ってしまうような施主さんは職人さんに嫌われてしまいます。
お互いに良い家を完成させるという共通意識のもとに信頼関係を築くことができれば良いでしょう。
<POINT>
各工程のポイントをおさえ、欠陥を未然に防ぐ対策をしている会社を選ぼう。